2025.02.27 – 甲南女子大学文学部メディア表現学科 第13回卒業制作選抜展
甲南女子大学文学部メディア表現学科 第13回卒業制作選抜展
■開催日程2025年2月27日(木)~3月4日(火)
11:00~18:00 (最終日は15:00まで)
2006年に開設したメディア表現学科は、このたび13回目の学外における卒業制作選抜展を開催します。
メディア表現学科では多様なメディアの特徴を学び、体験を重ねることで、
自分らしい伝え方と他者の表現を受け取る力を伸ばします。
9つあるゼミでは、それぞれのメディアの特性と自己表現との関係性を考察し、論述あるいは作品化しています。そのうち今回は、5つのゼミの卒業制作の中から選抜された多様な作品を展示します。
5つのゼミの中の1作品をご紹介します。
- 映像表現研究ゼミ
『雲の上はいつも晴れ』 (32分)
大学2年の夏 私の世界は一変した。幸せの象徴だった空間を失った。周囲にはそれをひた隠しにしながら、忙しい日々を過ごすことで現実から逃れようとしたが、変化していく環境に気持ちは追いついていなかった。 しかし立ち止まることも許されず、新たな幸せを必死に求めてカメラと過ごした。友人・仲間・推し・家族・学業・就活・・・ 幸せ探しの旅が今、始まる。
- デザイン・アート研究ゼミ
恋をすると女の子は可愛くなるという噂について、女子大生の意見をもとに検証した結果、恋愛関係を維持するための努力や、頻繁な連絡による精神的な安定が、外見や内面の魅力を磨き、「可愛さ」に繋がっていることが明らかに。そう、胸キュンカルタは万能薬?
- ニューメディア研究ゼミ
身体を動かしたり声を出したりするだけで、画面の中の映像がリアルタイムに変化します。プログラムの多彩な可能性が描き出す、色鮮やかで変化し続ける世界にぜひ触れてください。作品の一部になる感覚を味わえるのも体験型作品の大きな魅力です。
- 写真・視覚表現研究ゼミ
『A Room of Pink』 〈写真集〉
ピンクをテーマに自身の持つ世界観を探求したセルフポートレート写真集。幼少期の経験を基にピンクを自己のアイデンティティと捉え、2つの異なるビジュアルで多面的な世界観を表現した。一つは可愛らしさを強調したポップな構成、もう一つは16歳から続けたピンクのセルフポートレートの原点を再構築したもの。
- マンガ・アニメ研究ゼミ
『ひとなつのまほう』
王子様になり損ねた1人のお姫様が、時を経て、ある夏1人の女の子と出会う。お姫様に仕立てるのも魔法だけど、お姫様の呪いを解くのもまた魔法で──。甲南女子大学を舞台にした、2人の女の子の髪をめぐるお話です。
女子大生のpopな表現をお楽しみください。