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2024.10.19 – 筆墨親子 宮本信代×上田普

筆墨親子 宮本信代×上田普

 

■開催日程

2024年10月19日(土)〜27日(日)

11:00〜18:00(最終日16:00まで)

 

 

書から油絵、水彩、クロッキーと渡り洋画の技法を取り入れた”墨の絵“を描く宮本信代。

 

 

 

その宮本から書を学び、独自の解釈で表現する上田普。

 

 

 

 

互いに違う方向を歩みつつも筆線、墨の魅力に惹きつけられ独自の表現を模索し続ける親子による二人展。

 

 

 

 

<プロフィール>

■宮本信代

 

幼少から書と絵をはじめ、長く書の世界に携わりつつ、俳句や漢詩などの文学も学び作品に取り入れる。

1994年頃から一転、油絵、水彩、クロッキー等の洋画の絵画表現を始めるも、画材が自分に合わないと感じ、その洋画スタイルの表現を元の書の画材で描き始め独自のスタイルを確立。挿絵を描いた大竹民子著「海の庭」は造本装幀コンクールにて文部科学大臣賞受賞、読売新聞「広論」の挿絵、第19回総合水墨画展 内閣総理大臣賞など。様々な場で展示を行っている。

 

 

 

■上田 普

 

1974年淡路島生まれ。五歳から母 宮本信代の元で書を学び、四国大学書道コース卒業後、中国・杭州大学へ留学、カナダで2年の活動後、制作の場を京都に移す。

2005年京都市美術協会より新鋭美術作家に選出。伝統的な書に現代的な解釈を加えた独自の表現を探求、多様な素材や手法を用いた作品は京都を拠点に国内外で作品を発表。東アジアの文化を見つめ書の可能性を模索している。四国大学書道文化学科非常勤講師