柔らかく光の糸のような抽象画
Reisui Solo Exhibition ~光を編む~ が7月1日(土)~9日(日)11:00〜18:00(最終日16:00まで)に開催中です。
0.4mm の水性ペンによる繊細で細密な幾何学模様をベースとした和紙、墨を使用した抽象画を主に描いている玲翆。
「心の微細な動き、移ろいといった心模様を内にて紡がれた糸で紙面に編み描く」ようなイメージで作品を制作しています。
〇の中に□と☩の線を重ねていく。それが緻密な糸の編み目のように見えます。
その全てが手描きと知ると驚かれる来場者の皆様。
その繊細な模様に書の流れるような墨の動きの対比を楽しめるSumiwork作品も、今回初めての試みのこだわりの額装は京表具師・村山秀紀氏が手掛けて頂いています。
エッジの効いた杉の造形や木目模様と作品との風合いとのマッチングも見所です。
また作品を見に付けられるようにした限定のアクセサリーのお仕立ても、村山氏ならではのトリミングのセンスと表具師ならでは綺麗で丁寧な技の巧みさに見とれます。
各1点物の希少なアクセサリーは3日目にして早くも残り1個となっています。
他初の試みの立体作品も、各平面作品とリンクさせ、観る角度によってさまざまな趣が感じられます。
また珍しい藍の和紙に描くと、更にふんわり柔らかい表情になり宇宙の星のような表情にも見えてきます。
緻密な作品には緊張感のあるイメージがつきものですが、玲翆作品には柔らかな優しさが溢れているせいか、ホッと癒される方達が多いです。
金糸銀糸が指先から溢れ出したかのような細やかで美しい作品は「実際に目でみないと伝わらない!」と高評価されています。
是非真近でどうぞご高覧ください。