インスタレーションと油彩画の共鳴
東西からの風の共鳴 — 小曽根 環・鞍井綾音 2人展 — Resonance of east & west winds — が
2023年4月14日(金)~23日(日)11:00 ~18:00(最終日16:00まで)無休・無料 で開催予定です。
東の風を感じながらインスタレーションを製作している小曽根環さん
西の風の中で油彩画を製作している鞍井綾音さん
二人に共通するものは心の声に如何に忠実にいられるか、という事。
日常の中で心を動かされた事象からインスパイアされて描く小曽根環さん。
透明なアール型アクリル板の背面に彩色した樹脂を塗布して、透過する光や、背後の光景と呼応させたサイトスペシフィックな作品を創出しています。
近くを歩く事で、宙に舞う色彩が動くレイヤーとなり、宝石の様に輝く樹脂の魅力を楽しんで頂けます。
会期中の4月1日~30日までSagaプロデュースのミント神戸イベントでインスタレーションも担っています。
Sagaでのギャラリー展示は作品と更に密接にフ ォトジェニックな撮影ができます。また小作品の展示や闇空間ではPVもご覧頂けます。
日記のようにその時に五感で感じることを正直に描く鞍井綾音さん。
武蔵野美術大学油絵科中退、単身渡米、以来ニューヨーク滞在という彼女曰く
「私はまずは人間であり、たまたま絵描きで、たまたま日本に生まれました。私にとって最も大切な人生の目標は大きな心を持つことです。表現手段である絵は私の魂の声で、私と共に同じ目標に向かって成長します。
人生も半ばを過ぎて最近感じることは、今まで飼っていた沢山の動物たちや出会えた少なからずの人たちが私よりも先にこの世を去っていってしまい、それぞれが私の心で光となって思い出と共に今もしっかり輝いていると言うことです。人生はその繰り返しで、私の心は優しい光の花で溢れていく。宇宙はそんな光でいっぱいな気がします。」
二人の心が共鳴し、コラボレーションした魅惑の空間が立ち現れる二人展をご覧ください。