コロナ中のメディアを使った表現
甲南女子大学文学部メディア表現学科卒業制作選抜展が終了しました。
昨年の展示時にコロナが騒がれちょうど一年後のSagaで8回目の学外における卒業制作選抜展。
この一年に先生も学生も勉強の仕方や環境の変化の中、対面授業が少ない分、試行錯誤されながら制作されたようです。
写真では
身近な被写体やモチーフをテーマに自分を見つめたものや
ステイホームでも日々の生活の中で実際に作り記録として撮影した作品など
コンピューターグラフィックでは
新しくVRや 3DCG で表現した作品など
映像では
動的な角度のアングルで若さ溢れる躍動感が伝わって、暗くなりがちな日々の年でしたが観る者に元気を与えてくれる作品など
が展示されました。
WEBのイベント情報欄がSagaの作品展掲載を見て、他大学の学生達も足を運んで熱心にご覧頂いたり、閉廊時間が過ぎても魅入って視聴している方もいました。
女子らしい色使いや感性に「綺麗だね~!」という感想は同世代の共感を得ているようでした。
大学生の卒業の想い出作りがなかなか思うようにできないままの年だったと思いますが、
制作に時間を掛けられた分、一生の記念に残るような作品が、彼女たちの今後の宝物になったように感じられた作品展でした。