甲南女子大メディア表現学科3つのゼミの卒業制作選抜展
甲南女子大学文学部メディア表現学科 卒業制作選抜展2021が
2021年3月4日(木)~9日(火)
11時~17時(最終日は15時まで)に開催されます。
メディア表現学科は開設より14年を迎え、2020年度に引き続き8回目の学外における卒業制作選抜展を開催します。
メディア表現学科では、多様化する情報社会において、文字、画像、音、動画、身体、インターネットなどを用いたメディア表現への関心をもとに、メディア表現と人との関係や、メディア表現が社会に及ぼす影響等を学び、それぞれのメディアの特性と自己表現との関係性を考察し、論述あるいは作品化してゆきます。
今年は、コロナ禍ならではのテーマをもった研究が多く、写真・映像・ニューメディアの分野から選抜して作品を発表します。
馬場ゼミ(写真・視覚文化研究ゼミ)
時の変化と共に私たちも変化している。今起きていることはすぐに過去になり、その一瞬は特別なもので二つとないものだ。(泉アマネ「杏種」)
近いようで、遠いような家族との距離。影のように寄り添いながら、妹に日常を見詰め続けた。(野本千尋「I mo u to」)
池谷ゼミ(映像表現研究ゼミ)
学生よさこいの強豪「湊」。伝統を引き継いだ3回生たちをコロナが襲う。なんとかして引退式をやらせてあげたい。4回生が起ちあがり感動の演舞が・・・。(菊池陽菜乃「演舞にかける青春 〜よさこい「湊」・伝統を引き継ぐ〜」)
2人のトランスジェンダーへのインタビューから共生社会を考える。宇宙からやってきたレボが、ある映画をきっかけにLGBTに興味を持つという演出。(水口 麗「ㇾボのにじいろレポート 〜LGBT・共に生きる〜」)
高尾ゼミ(ニューメディア研究ゼミ)
コンピュータグラフィックスは「現実をいかに忠実に,客観的に表現できるか」を追求してきた技術分野です.この研究では,客観性ではなく不確かで曖昧な主観的な記憶を,3DCGでどのように表現/記述できるか,ということについて考察を行いまし考案した手法で記憶の中の光景(音楽室)を表現しようと試みました.(犬塚「主観的で曖昧な記憶に基にした3DCG表現に関する研究」)
ぜひご高覧ください。