ミント神戸イベント – 自然と生き物たちの鼓動
アート〇美空間Sagaプロデュースの特別企画第6回イベント・ミントミュージアム。
ミント神戸の2階メインフロアーでいのちの森 Sound+lively+breath が
2024年3月4日(月)~3月31日(日)11:00~20:00に開催中です。
「エー、紙でできてるんだって!」と覗きこむ来館者の皆様。紙とわかっても信じられない程力強い線です。
美しい色彩のグラデーションは既成の紙ではなく、ペイントしてから紙を細かく切り、貼り合わせ立ち上げた造形群。
まずは心の死と再生を表現した2mもある迫力ある土壌から生まれ出た者がお出迎えしています。
他、キラキラ光る水鏡のような映り込みも面白い他3点のオブジェ。
そして
柔らかなシルクオーガンジーに生き物の呼吸と循環の物語を達描いたフロアーと
空中を繋ぐインスタレーション作品は、館内の気流で緩やかにたなびくと、まるで森の生物が躍動しているように感じられます。
アーティスト菊地絢女(きくちあやめ)氏の切り絵表現から発展した造形や霞がかった空気や幾重にも重なる透明感のある絵の趣きを表現した作品とで、自然の循環や生き物の気持ちに焦点をあてた「いのちの森」。
春の始まり!🌸自然と生き物たちの鼓動と人々が共鳴しあえる場を味わっていただければ幸いです!
イベントの様子を動画でアップはコチラ
イベント終了後には、ミント神戸さまより
作品の前に居ると、まるで命を宿し今にも動き出しそうな生命体に見えだし、ふと彼らは何を考えているのだろう、自分は何を今感じているのだろう、と作品の空間にいると自問自答することが多かったですが、足を止めていた多くの方々も、それぞれ各人の色々な思いでご覧いただけたのではないかと思います。
と総評を頂きました。
作家からも
今回、公の場でディスプレイではなく、アートの空間として大型の作品に取り組ませていただいたことに大変嬉しく思っておりました。
美術館やギャラリーでの観覧とは違った、ふと咲いている花に気がつくような自然と感性が刺激される瞬間がある場になればと思い、取り組ませていただきましたので、ミント様ならではの様々な客層のお客様にもご覧いただけたこと、
エレベーターの空間と空調を利用した作品はかつてない試みをさせていただき、作品を通してSNS等でお客様から温かいメッセージや、直接、神戸の方との交流にも恵まれることができました。
皆様のご協力とご理解から形にできた空間で、大変思い出深く、この機会に大変感謝しております。
ご覧頂きました皆様、本当にどうもありがとうございました。