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宇宙へ龍のごとく昇る15アーティスト

Cosmos2024  – 宇宙と生命と人類  が

2024年1月20(土)~1月28日(日)11:00~18:00(最終日16:30まで・会期中無休)に開催予定です。

 

 

昨年に引き続き同じテーマで、新年初のSaga企画展です。

宇宙ステーションにも一般人が行けるようになり、スターリンク衛星など宇宙産業や開発の活性化が益々増えて関心も高まっています。人間という奇妙な動物と、私たちの体を構成する物質はかつて宇宙を作り上げた物質です。宇宙を生み出した宇宙の一部として存在しています。全宇宙には地球とそこに住む無数の生命と、そして私たちの心を含んでいます。

その宇宙をテーマに15名のSaga推薦の精鋭な作家達が表現した作品展です。

DM記載の画像は全てが出品作ではありません。全員が今展のために新作でのぞんでいますので、目下制作中の方がほとんどです。できたてほやほやの力作をご覧に頂けます。

展示作品と一緒に掲示される各自の作品コンセプトが本当に面白い!!今展のテーマに対しての作家達の思考の深さとユニークさに「なるほど~!」と感心します。皆様も実際に作品と見比べながら読まれるとワクワクして頂けると思います。

前回のCosmos2023に引き続き今展もきっと来場者の心を鷲掴みする作品展になることでしょう。

 

 

展示作家達のステートメントをご紹介します。

※ギリギリまで新作を制作中で全ての画像が展示作品ではありません。

 

山田千晶(彫刻)

自身の感情の熱を作品の体温として表現できないかと考え、生き物をモチーフに、主に漆を用いて彫刻を制作しています。想いの熱が誰かの心に温もりを与えられると信じ、作品が拠りどころになる瞬間を求めて生き物の柔らかさや温もりのある形を追求しています。

 

 

升田学(ワイヤーアート)

描いた線画を紙から取り出すようなワイヤーアート。<生命とは何なのか>という問いを、創作を通じて知り得るために創作している。

 

 

藤井朱里(立体)

自身の感性やセクシュアリティを出発点に、現代を多様に生き抜く女性という性を表現しています。主に、石膏や水性樹脂(ジェスモナイト)、蝋を用いて制作しています。

 

 

郷祥(絵画)

美術史の文脈と真摯に向き合い、自身のバックグラウンドと独自開発した墨を活かし、作品を制作。植物の声(生体電気)など不可視的な存在にスポットをあて、絵画的表現で記号化し、可視化を実現させる。自身の美意識である「相反する二面性の共存」を作品に反映し、「白と黒」や「人工美と自然美」、また技法における「描くと削る」など二項対立関係にある事象を共存させ、ひとつの作品へと昇華させている。

 

 

江藤雄造(漆芸)

重要文化財の修復、金継ぎ講師、金継ぎ、蒔絵、極彩色など伝統工芸の仕事をしながら次の世代に繋ぐ為に新たな漆の可能性をつくりあげている。漆アートでは、光を当てることにより影ができ、影までが一つのアートになる作品を発表している。

 

 

畦地拓海(漆芸)

遺跡や壁画、仮面等にみられるプリミティブな風合い、祈りや呪い等の毒素を孕むような生命力のある存在に非常に興味があります。日々を生きる中で沸き起こる感情や情景を記録するように、どこかで忘れてしまった事、失くしてしまった事を思い起こさせるキッカケとなるような作品を制作したいと考えている。

 

 

山田遼介(立体)

落ちている木枝を組み合わせて、使われた靴を履かせた、誰かはわからない足を作る。かつて生きていた証でもある植物の動きを意識し、一つの誰かを作ることで、己の「生きやすさ」や「死にやすさ」を模索する。

 

 

児玉昌彦(立体)

地球環境をテーマとしたサスティナブルアートとして作品を制作。大自然の恵みから無限の可能性を見い出し作品を創り続けている。

 

 

嶋田ケンジ(陶芸)

陶による実験的で自由な造形表現を、常に試みて制作している。

 

 

ヒラタシノ(絵画)

普段は主に植物や生命、地図をテーマに作品を制作している。今回の展示ではコスモスという大きなテーマがあり未知で有機的なこと、時空や光を表現する。

 

 

紀光(絵画)

近年は日本の自然や風景を想起させるような作品に取り組んでおり、潮流や水塊、波紋といった水から得た印象を基に自然への畏怖の念や敬意を主題とした抽象作品を発表している。ミクストメディアによるマチエールは作品に微妙な質感と更なる次元を追加し、鑑賞者がオープンに解釈できることに抽象絵画の無機質さを越えた場の提供があると考えている。不完全さや形を持たない不明瞭さはこの世の流れや真実に意図せずとも近づける。

 

 

永山政士郎(日本画)

日本画制作を通して、自己表現のみならず 空間演出・装飾・佇まいとしての絵画の有り様も模索してゆきたい。

 

 

 

アレトコレココ(ワイントップアート)

捨てられるはずのワインの蓋やコルクを素材とし、着色はせずに、素材の色をいかして主に立体作品を制作する。
「今、ここ(地球)に生きる」をテーマに、愛する動物をモチーフに生き物の美しさ、尊さ、個性を表現する。

 

 

岸田めぐみ(テキスタイル)

綴織技法のもつ重厚さや複雑な色彩表現に興味を持ち、綴織技法を主とした制作を続けている。現在は、「眼鏡は身体の一部である」という実感から発想を得て、既製品の眼鏡フレームと織物を組み合わせた作品や、眼鏡の形状をした織物作品などを制作する。糸を織ったり縫ったりすることで生じる、柔らかく不均質で複雑なテクスチャーを作品に取り込み、いきいきとしためがね制作を心がけている。

 

 

 

フジタナオミ(絵画)

感じる世界を、原動力に絵を描いている。

 

 

来場者からの人気投票の<オーディエンス賞>受賞作家には賞金とSagaでの個展開催の権利が進呈されます。

皆さまのご来場と推薦票をお待ちしております。

また4年ぶりとなります神戸ルミナリエもヴァージョンアップして同時期19日~28日まで開催されています。

併せてご覧頂けますと冬の神戸を満喫できますので是非足をお運びくださいませ。

「神戸ルミナリエ」 4年ぶりの開催が決定! 2024年1月19日からの10日間 – Feel KOBE 神戸公式観光サイト (feel-kobe.jp)