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2021.10.1 – 大角拓央 木炭画展 -南天の星河を航る-

大角拓央 木炭画展 -南天の星河を航る-

 

■開催日程

2021年10月1日(金)~6日(水)

11:00~18:00(最終日17:00まで・無料)

 

 

 

 

2021年2月、今年最初のSagaの企画展「瑠璃の地球」でオーディエンス賞グランプリを獲得された大角拓央氏の個展です。

 

 

画材として木炭と金錠(写経に使う金の絵具)の2つのみ使用しています。

 

 

木炭の濃淡だけでの表現は、見る人に色を想像してもらうための「余白」であると考えています。

また金は光を表現し、見る時間や場所、角度によって視覚的な影響を木炭にまで及ぼ す面白さがあります。

見る人の過去記憶で色着けされたモチーフが、金によってネガになったりポジになったり を繰り返し、それはやがて見る人の心を揺さぶり始めます。

 

 

そして四半世紀以上、京都とバリ島を行き来する生活を送っている大角氏。

 

 

Covid-19 のパンデミックのため今春も渡航は叶わず、バリ島を恋い焦がれる気持ちが強くなっています。

京都とバリ島は2つの日常であり、彼の心は2つの場所に養われ育てられて今日に至ります。

 

 

見る人の心に寄り添える絵が描けていることを願う大角の木炭画の世界をご高覧ください。

 

 

 

<プロフィール>

1970 京都府南丹市(旧船井郡園部町)に生まれる

1993 追手門学院大学文学部心理学科卒業

2001 インドネシア・バリ島に長期滞在し作家活動を開始 現在、作家として活動

 

◆近年の個展・グループ展◆

2019

・山村美紗の家「SYO サロン新春展」(京都市、山村美紗の家)

・大角拓央 木炭画展「あの場所で、一人見上げた夜空」(京都市、アートステージ 567)

・567 扇子展 2019「白南風」(京都市、アートステージ 567)

・SYO モデルサロン Flash 展(京都市、京都コンサートホール 4F ロビー)

・第9回 SYO モデルサロン展 2019(京都市、京都市美術館別館 第一展示室)

2020

・大角拓央 木炭画展「紫立ちたる雲の」(京都市、アートステージ 567)

・WEB 扇子展「白南風」2020(オンライン開催)

2021

・グループ展「瑠璃の地球」【オーディエンス賞グランプリ】(神戸市、アート〇美空間 Saga)

・大角拓央 木炭画展「まだ見ぬ星列を探して」(京都市、アートステージ 567)

 

 

<ステートメント> 見る側の人の存在を意識し、一部を強調して全体を想像させたり、白黒のモノトーンに記憶の中 の色を見せるような、過去の経験や心への共感を目指す