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甲南女子大学6ゼミ卒業制作選抜

甲南女子大学文学部メディア表現学科 第12回卒業制作選抜展 が

2024年2月29日(木)~3月5日(火)11:00~18:00 (最終日は15:00まで)に開催予定です。

 

 

メディア表現学科は開設より17年を迎え、12回目の学外における卒業制作選抜展を開催します。

メディア表現学科では、多様化する情報社会において、文字、画像、音、動画、身体、インターネットなどを用いたメディア表現への関心をもとに、メディア表現と人との関係や、メディア表現が社会に及ぼす影響等を学びます。

6ゼミの卒業制作の中で選抜された様々な作品が展示されます。

それぞれのメディアの特性と自己表現との関係性を考察し、論述あるいは作品化しています。

 

 

  • 編集・インターネット研究

Instagramに溢れる「匂わせ」を学ぶための学級新聞です。レベル別匂わせ問題、日本匂わせ史、匂わせ名言と様々な角度から「匂わせ」を学んでいきます。

 

 

  • デザイン・アート研究

1927年、都市や風俗への観察・採集からはじまった今 和次郎の「考現学」。それから約100年後の令和の時代を観察しようと促す、令 和次郎による「令和考現学」が文庫本になりました!…という「考現学」からのインスピレーション。

 

 

  • 写真・視覚文化研究

日常で見ない珍しい風景に遭遇したとき、人はその対象に興味を持ち、写真を撮りたい衝動に駆られる。「unusual」=「普通ではない」。何かがおかしい、非日常感がある、といった「違和感」を楽しみたい。

 

 

  • 映像表現研究

心を読む能力さえあれば__。他人に嫌な思いをさせることへの恐怖から、人との関わりを避けるようになってしまった妄想好きな女子大生・はなび。話したくない。だけど、自分の心を聴いてほしい。そんな彼女の日常に、少し彼女に似た2人の男女が現れて……。

 

 

  • ニューメディア研究

入院時の体験と病室の窓から眺めた景色を基に制作したジェネラティブアートを制作しました。作品の形式を通じて体験をひらくことを当初の制作目的としていましたが、「他者にとって分からないわたしが、分かるかたちへと変換されてしまう」という、作品の解釈を他者へ委ねることの課題も明らかになりました。

 

 

  • 文学・言語表現研究

ライトノベルの文章はなぜ読みやすく面白いのか。個性的なキャラクターやアニメーションのような躍動感ある描写など、ライトノベルの特徴的な文章表現を研究し制作を行いました。タイトルは『クリムゾン』、ジャンルは異世界ファンタジーです。剣と魔法のある日常をご堪能下さい。

 

 

 

他にも各ゼミより選抜された様々な作品群が展示されます。

外部の皆様のご高覧もお待ちしております。