自らの思考や経験を起点とした立体造形
FUJII AKARI Solo Exhibition 愛は地球を救わない がホント5月1日(月)~ 5月6日(土)11:00~19:00(最終日15:00まで) 開催中です。
富山大学にて、塑造による立体表現の研究と制作をしている藤井朱里さん。地元である兵庫県では初個展。
初日には、地元ならではの懐かしい顔や遠方の北陸から足を運んでくれた友人達が、彼女のこれまでの制作活動の集大成を堪能されています。
自身の思考や経験を起点に、人間の持つ身体の性質や、現代を多様に生き抜く女性という性をテーマに作品表現を行っています。
作品のキャプションを読むと可愛い彼女とのギャップが面白い❣️
<タイトルにある「farewell」はgood-byeよりもずっと重いお別れを意味するそうだ。この作品では、愛おしい存在から自らを断ち切るといった精神的な決別について考え表現に至った。芋虫が体を這うような不快感が、私から美しく飛び立っていく。>
<愛情を伴う一方的な奉仕とその代償を表現した。ティラミスはイタリア語で「私を元気にして」といった滋養強壮の意味があるそうだ。自分自身を犠牲にしてどろどろに溶けてしまった少女は、他者からの愛を待ち望んでいる。>
家族から離れた地での大学生活の中で、家族・友人・恋人などの関わり合い方を赤裸々に表現する現代女性の心情が形となっている作品。
爪・ほくろ・唇など女性の艶っぽさをリアルに表現したり、スイーツをモチーフにした可愛さの奥に悲哀が潜むコンセプトに「なるほど~!」と改めて、女性の性についての考え方の多様性を教えられるようです。
新作を含め、リーズナブルな小作品など初の販売展示もされています。
アンケートに記入して頂けると、この地球のグミをプレゼントしてもらえるようです。
青い地球の食感と味がとても面白いです♬
ゴールデンウイーク中、三宮にお出かけの際はお気軽にお立ち寄りください。