嬉しい記憶を残すための儀式+遊び
久保昌由個展 ~ヲドミ65+~ が2022年11月3日~開催中です。
毎日、開廊から閉廊まで老若男女が楽しみにしていました!と引っ切り無しにご覧くださっています。
鉛筆画を描いていて、コロナになってから油彩画を本格的に描き始めたという久保氏。
5年前の個展では見られなかっただけに、この短期間での作風の変化に驚かれる来場者達。
また初めてご覧になる方は手描きとわかっていても、何度も写真?みたいと、不思議そうに覗き込まれています。
写真と見間違うほど繊細なタッチと、画像以上の深みのある色彩に「凄いね~!!」感嘆の言葉が思わずこぼれます。
信じられないほど細やかな点でモチーフの軽やかさ・柔らかさを表現されています。
「表面のもっと奥に何かを隠れているのでは?手で触ってみたい、すくってみたい!」そんな衝動にかられます。
ノスタルジックな光景と質感に、現代のテクノロジーと相反する作家の想いが感じられます。
写真ではなく時間をかけて描くことこそが久保氏の表現。
「描くことは喜びのはずです。夢中になれることは幸せのはずです。嬉しい記憶を形として残していくための儀式であり遊びでありたい、」
という想いで制作されています。
1点の作品への思い入れを額装までこだわって完結させること、作品とともに変わりつつある久保氏の描く喜びが画中から匂うような作品展です。
8日までです、お見逃しなく!